日本の不登校中学生、フランスのJKになる

島国日本の彼女は移民大国フランスから何を学ぶのか

あわてんぼうのサンタクロースがやってきた!

日本語補習校での一足早いクリスマス会

この日に向けて、子どもたちと「あわてんぼうのサンタクロース」を何度も練習した。

いよいよ当日、登場したサンタさん
なぜか女性版サンタさんもいる!

フランス語では、サンタクロースのことは「Père Noël(ペール・ノエル)」
女性版サンタの「Mère Noël 」は、近年になって絵本・メディア・広告などで登場する “創作的な存在” に近いものらしい。

ペールとは「お父さん」、ノエルは「クリスマス」のこと。

サンタクロースは商業的な理由でアメリカで誕生

しかし商業的なサンタクロースに反発したブルゴーニュ(フランス)ではサンタクロースの人形が、火あぶりにされる事件もあったらしい。

怖っ!

カトリックの敬虔な信者からすれば、聖ニコラウス(サンタクロースのモデル)が商売のために利用されるのはおもしろくないのは分かるけど。

法王もサンタクロースに反対の表明

こういうところにアメリカとヨーロッパの違いを感じる。

何はともあれ、子どもたちはとてもうれしそうにプレゼントを受け取っていました。

私たちも持ち寄った手作りのケーキやお菓子でプチパーティー。
楽しいひとときでした♪



金継ぎをフランス人から学ぶ②

日曜日の朝、マダムNの車でVoironのアトリエに向かう。

作業の前に、9時45分からコーヒータイム

いきなり作業に入るのではなく、こういう時間を大事にするところが良い。

1ヵ月しっかりと乾かした接着の部分を、できるだけ滑らかになるように削っていく。

これだけで、なかなか時間がかかる。

手術用のメスを使って大きくはみ出たところを慎重に削る。

その後、水に浸したサンドペーパーを740と800を使い分けて、余計な力を入れないように注意しながら削っていく。

あっという間に13時

それぞれが持参した弁当を食べる。

自宅でキムチや味噌、醤油まで作ってしまうYさんが美しい黒糖饅頭を作ってきてくれた。

彼女はフランスでレストランを開業すべく準備を進めているのだが、古いものを自分でアレンジして楽しんだり、手のかかる発酵食品とじっくり向き合ったり、私にはないものをたくさん持っている人なので、一緒にいて楽しい。

フランスならではのお菓子も!


クリスマスの時期に出てくるジンジャーがたっぷり入ったクッキーや、豚とフォアグラのパテ、枇杷をじっくり煮詰めた羊羹のようなもの(美味!)、自宅で干した干し柿など、

食べ過ぎて、午後の作業からは集中力を戻すのが大変だった笑

午後からはいよいよ漆を塗っていく。

筆に満遍なく漆をつけ手首を固定して、一定の速度で均一な太さの線を引けるよう練習する。

慣れてきたら、いよいよ本番

しっかりと手首を固定して、漆が均等に継ぎ目にのるよう一定の速度で筆を進める。

息をするのを忘れる。

しかも満腹で、気を抜くと集中力が途切れる。

集中力が切れているのが丸分かりの、理想とは程遠い太い線もあるけれど、何とか出来上がった。

漆は湿気がないと固まらないので、濡れたタオルを上にかぶせたプラスチックの容器に次回まで保管しておく。

あっという間に18時

自分の作品が仕上がっていくのはとても楽しい。

いよいよ次回最終工程

弁柄にしようか、青みがかったものにしようか、、、

どのような作品になるか、とても楽しみだ!

フランスのラップから見える価値観

日本から必ず持って帰ってくるものの1つに食品用ラップがある。

フランスのテープやバンドエイドはすぐ剥がれるのは経験済みだったけれども、ラップも使いにくいと聞いていたから、誰かが帰国するたびに日本から持参していた。

しかし、とうとう日本のラップを使い切ったので噂のラップを買ってみた。

2.6€

朝おにぎりを作ろうと早速使ってみると、いや、ほんとに、噂以上のへなへなぶりで、ちょっと笑ってしまった。

ラップ同士はくっつく。
切ろうと思っても伸びてしまって切れない。
熱にも弱く、とても頼りない。

でも、フランス生活1年半を経て、はたと気づいた。

(もしかしてこっちの方がエコで、フランスが嫌う添加物的なものが少ないんちゃうか?)

色々と調べてみると、やはり日本のラップと違い、塩素を含まないらしい。

これは昔、含まない方が環境負荷が少ないと考えられてきたことに基づく。

実際のところ、含まれているのと含まれていないので、どれくらいの違いがあるかは証明されていないのだけれど、

「疑わしいものは排除する」

という考え方が浸透しているようだ。

なるほどね。

フランスにいる間は、このへなへなラップでいいか、と思えた。

Beaujolais Nouveau

毎年11月の第3木曜日は初出しワインの解禁日らしい。

そういえば日本でもニュースで
〝ボジョレー・ヌーボー解禁!〟とかやってたな。

この時期のニュースだったのか!

フランスでは特に大騒ぎするようなイベントではなさそう。

ボージョレ・ヌーボーとは、ブルゴーニュ地方ボジョレー地区で造られた、その年の初出しワインのことで赤ワインとロゼワインだけ

若いワインはフルーティーで飲みやすく、フランス人に教えられるがまま、グラスを回して嗅ぐと、ちょっとバナナのような香りがした。

初出し解禁日が決まっており、しかの数日で味が落ちるから(フランス人によると瓶詰めして1週間以内)

初物で
限定モノ!のワインなのだ。

日本とフランスの時差は8時間だから日本の方が8時間早く解禁される。

フランスよりも早く飲める(世界で一番!)初出しワイン!

こちらでたった6€で飲めるボジョレ•ヌーボー

初物大好きな日本では、いくらで売られているんだろう。

そもそもなぜ日本人が初物大好きなのか調べてみると

その年初めて収穫された食材は縁起がよく、福を呼ぶといわれ、

「初物七十五日」という諺もあるらしい。

「初物を食べると寿命がのびる」と聞いたことがあるけど、

その由来となる諸説のひとつに江戸の死刑囚の言動が始まりという説があるそうな。

江戸時代、死刑囚に最後の優遇として「好きなものを食べさせる」という掟があり、ある死刑囚が望んだのは季節外れの食べ物だったから、

初物が出る時期を待つしかなく、その結果、死刑囚は七十五日も生き延びることができたという話。

「初物を食べたから」ではなく、「初物を頼んだから寿命が伸びた」だけなのだけど、なんとなくめでたい感じがするのは日本人ならではのようだ。



チーズ、バゲットとの相性は最高でした。

休むのが下手くそな?日本人

夜中に眠れなくなり、NHKの朝ドラをライブで見た後、久しぶりに「あさイチ」も視聴

その日のテーマは「国際結婚の食卓」で、日本に住む国際結婚の家庭料理を特集していて、ゲストはフランス人と結婚した寺島しのぶさんだった。

視聴者からのメッセージも募集していたから、軽い気持ちで送ったら、なんと読んでもらえた!

内容は
〝フランスでは昼休みが2時間くらいあり、男女問わず食後に甘いものを食べます。〟
という、全く気合いの入っていない内容だったのだけど、寺島さんが、

〝フランス人は、しっかり休んでからの切り替えは凄いです〟

とコメントしてくださったから夫にもフランス人従業員はどうか聞いてみた。

すると、やはりしっかり休みは取るけど、そのあと目標に向かって集中してやる、とのこと。

もちろん日本人もそうなんだけど、

休むことに罪悪感を感じて、上手く切り替えられなかったり、休んでる時もなんとなく仕事モードが抜けなかったりする日本人とはちょっと違うようだ。

バカンス明け
次女の数学の先生も、生徒たちがバカンス前に実施したテストの結果はまだか、訊ねると

「バカンスなのに、なんで採点しないといけないの?テストは来週返します。」

と言ったらしい。笑

休みの日に仕事を家でする日本の先生とは違う。

フランス人と結婚した友人からもこんな話を聞いたことがある。

フランスで働きはじめて、休み時間になっても

〝ちょっとキリの良いところまでやってしまおう〟

と休まずやったら女性陣に冷たくあしらわれたらしい。

フランスでは休み時間に休まないのは、それこそ罪なのかもしれない。


UAE出張土産
パッケージと中身が違いすぎてびっくり
フランスだからといって休んでる暇はない夫
時差で夜中に日本との会議も入ります泣


インド人からのお土産
バターの代わりにパーム油を使ったクッキー
バニラエッセンスの香りだけする小麦粉を焼いた感じ笑

徹夜のぼっち応援

ドジャース対ブルージェイズ  

日本の皆様、凄かったですね!
大興奮!

試合開始はフランス時間の深夜から

延長18回の第3試合が終了したのは朝の9時前

最後の最後まで気の抜けない激闘で、日本人選手の活躍も嬉しかったけど、ブルージェイズの監督も選手も、ほんとにほんとに素晴らしかった!

寂しいのはフランス(ヨーロッパ全部?)は野球にあまり関心がなくて、そのせいか在仏日本人の間でも話題にならず、

毎晩深夜から毛布にくるまって携帯の小さな画面で1人で応援

フランス人で野球好きな人いないかなぁ。

いつかスタジアムで観戦したいなぁ!

………

お楽しみは終わり、明日からバカンス明けです。

弁当の下ごしらえをして今日は早く寝よう。

青春のかたち

SNSでかつての同級生達から、日本の高校生活の様子が流れてくる。

文化祭、体育祭、部活、先輩の引退試合などなど

「あのまましんどくならずに日本に居たら、こういう青春を送ったんかなぁ」

と、たま〜に思うみたい。

日本の学校は行事が盛りだくさん

部活の先輩との涙のお別れや

文化祭の為に放課後残って準備したり

クラス対抗リレーで盛り上がったり

フランスの高校生活でそんなのは一切無い。

日本人なら誰もが思い浮かぶ、日本の学校生活ならではの「青春の1ページ」を次女は経験せずに大人になる。

しかし異国の地で、
言葉も話せない状態で
必死に1日、1日を過ごした日々もまた〝青春〟

先日、「友達とランチを食べてくる」と出かけたまま、暗くなっても帰って来ないから心配したら

友人おすすめのレストランでランチをしてから、本屋やカフェに寄り、たくさん話をして帰ってきた。

かつて住んでいた国で上手くいっていたのに、親の都合でフランスに来て、最初は全くフランス語が身に付かず先生に怒られたこと

1年留年したけど、立派にフランスのバカロレア試験まで辿り着いたこと、

友人達の経験談や励ましは、次女にたくさんの勇気とやる気をくれたようだ。

若い心でたくさんのことを感じ、傷つき、乗り越えて、運が良ければ一生ものの友達に出会える
〝青春〟

日本もフランスも同じく、私から見るとキラキラと眩しい!


大好きな先輩達と闘った公式試合(中1)
コロナ禍でオンラインでの応援だったなぁ。日本の学校での貴重な青春の1ページ