5月初めに、様々なサポートをしてくださるHさんと、市の教育庁に行き、
ドキドキしながら高校の試験を受けに行ったのが、もう遥か昔のように感じる。
試験の内容は
小学1年生レベルから中3レベルまで全て1問ずつ問われる簡単な数学
母国語での国語(日本語版があることが驚き!)
英語での自己紹介文
試験の間に、日本から持参した母子手帳(予防接種歴)、中3の通知表、不登校だったことや、学校に行っていない間どのように過ごしていたかなどを伝える。
試験の内容は簡単だったようだが、Hさんによると、母国でちゃんと教育を受けることが出来なかった子も来るから、とりあえず字が書けるか、読めるかってことを確認すると聞いた。
なるほどね。
私がフランスの教育庁の方に、職人コースでも良いと思っている、と話すと、
「彼女はちゃんと勉強ができているから、可能性を狭めるのは良くない。まずは普通科から始めた方がよい」
と言われた。
フランス語はもちろん、英語すら出来ない次女に、そんな真剣なアドバイスをしてくれるなんて、驚いたし感動した。
フランスは日本以上に厳しい学歴社会で、勉強してきたことや、成績がその後の人生を左右する。
高校で振り分けられて、さらに大学での専攻で、就職も決まる。給料も決まる。
日本みたいに、専攻に無関係の職種に就職できたり、新卒優遇なんてものはなく、専攻は何か、何ができるか、が重視されるらしい。
だから最初から職人コースを選ぶのは「可能性を狭める」というわけだ。
アドバイス通り普通科にし、どれくらいの成績で進学できるのか、説明があった。
どの学校に行けるかはすぐには分からず、聞き取ったことをまとめたレポートと試験の結果で、どの高校に行くか決定する機関があり、そこからの連絡を待つ。
日本では移民や日本語を母国語としない子ども達にどう対応してるんだろう。すごく気になる。
さて、入学して3週目が終わった。
入学式みたいなものは無く、簡単なオリエンテーションと校内案内から始まり、
英語が話せないことをことあるごとにバカにしてくるギリシャ🇬🇷男子に辟易したり、
(彼はコンゴ🇨🇩人だと後日分かる。ギリシャに住んでたらしい。英語もフランス語もクラスで1番できる。次女の天敵)
モンゴル🇲🇳女子と放課後や土曜日に遊びに行ったけど、結局英語が話せないから仲が深められなかったり、
(彼女はボールペン以外を持ってこないで次女の修正テープを使いまくるから、次女もボールペンだけ持参して対抗)
コソボ🇽🇰女子には男の子とお付き合いしたことがないと言うと「まじありえないんですけど!」と呆れられたり、(彼女は喫煙しているらしく、次女は〝私とは住む世界が違う〟と言っている。ちなみにフランスでは喫煙は年齢制限は形骸化?高校生も休み時間にタバコを吸っている。フランスはなんと喫煙率30%!ワインは16歳からオッケー👌)
南アフリカ🇿🇦男子に、フランス語の発音を褒められて、ちょっと嬉しかったり、
休みがちなウクライナ🇺🇦女子にノートを見せてとお願いされたり、(大人しく、英語は分かるみたいだけどロシア語を話す。もしかしたら吃音があるかも)
英語が話せないから〝ぼっち〟の休み時間を過ごしたり、
去年クラスにいたフィリピン🇵🇭先輩に励まされたり(バスで話しかけられたらしい。日本人は目立つ!その先輩は去年からフランス人クラスに入ってるけど、友達いなさそう)
早速、学生証を雨の日に落として失くしたり、
止まるはずのバスが停まらなかったり、
毎日色んなことがあり、
まだ午前中しか授業がないけど、クタクタになって帰ってくる。
「あー、しんど。」
いや、そりゃ普通にしんどいわ。
聞いてるだけでもしんどいわ。
でも2年間しっかり休んで自分と向き合った彼女は、
「どれくらいでしんどくなるか、分かってるし、大丈夫。前みたいに0か100かじゃなくなってきた」
と自分をコントロールできているみたい。
凄いやん!
私ができるようになったのは40歳過ぎてからやわ。
自分が幸せになる方法を見つけられますように。
最近次女が聞いている🎧
ファイトソング↓
〝まだ自分はできるって証明するための歌〟
https://m.youtube.com/watch?v=qbfWl5g2-eI

試験を受ける次女