日本の不登校中学生、フランスのJKになる

島国日本の彼女は移民大国フランスから何を学ぶのか

フランスの不登校対策のほんとのとこ

フランスの不登校対策はすごい!
って聞くけど、実際のところ、どうなん? 
と疑っちゃった。

https://search.app/qgW6TQBNLchoKxtRA

なぜなら日本でも文部科学省のホームページにも

〝誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策!〟

とか一応書いてあるんだけど、
正直、放ったらかしやったし!

学校の先生を批判しているのではないのです。

むしろ先生に色々やらせすぎ。

だからって働き方改革って急に言い出して、先生を早く帰らせて(それで先生方に余裕ができたのかも謎)

今まで先生が頑張ってやってきたことを、代わりにする専門家を育てないどころか、予算不足を言い訳に配置せず…

あと、せっかくコロナでオンライン授業が出来たのに、不登校生には活用せず、成績は1か2だらけ
(そんな通知表いる?放ったらかしやのに、わざわざ成績不良の烙印まで押される気分)

別室登校も人手不足で無理と言われた。(保健室をあけてくれるだけでもいいのに)

うちの地域には2校も不登校生のための公立中学があるのに、なんと定員が2校合わせて60人しかなく、小学校から不登校の子でだけで定員オーバー(なんのための学校?)

フリースクールはめっちゃ高いし、場所は遠いし

不登校②にも書いたけど、結局自力でもがくしかなかった。

もがく力も残ってない場合、どうするのよ?

さて、フランス
日本みたいに「絵に描いた餅」か否か。

フランスでできた友人の1人に、事情があって母子だけでフランスに残り、頑張っているAさんがいる。
私のような駐在員妻とは比べ物にならないリアルなフランスを感じている。(私は所詮、お客さんだ)

彼女は偶然にも日本で住んでいた場所が近くて、日本の地元話もできる。

彼女の一人娘は3歳からフランスで過ごし、フランス語が母国語だ。(英語は堪能、日本語も会話はバッチリ)

しかし色々あり精神的にしんどくなって中学で学校に行けなくなった。

Aさんも異国で1人で娘を支えないといけないし、働かないといけないし、で鬱になった。生活にも余裕は無い。

私やったら日本にさっさと帰るはず。でもフランス語ネイティブの娘のために、フランスで踏ん張っている尊敬する友人の1人だ。

娘がフランスで不登校になった彼女に、実際のところどうだったか聞いてみた。

以下Aさんの話

学校を休みがちになり、3ヶ月ほど経った頃、政府から出頭するよう文書が来た。

内容は「ネグレクトの疑いがある。ちゃんと学校に来させないと裁判にかけて帰国させる」みたいな強い文面だった。

娘ほどフランス語ができないから、フランスの制度がよくわかっていなくて、自力でカウンセラーを探し、やっと見つけたところだった。

日本に返されたらどうしよう!

その一心で、自分たちの窮状をあまり言えなかった。

医師に診せているのか?
保険証は?ワクチンは?

様々なことを聞かれて、その時は高圧的に感じた。

しかしそれからソーシャルワーカーが入るようになった。
家庭訪問が頻繁にあって、子どもの本音を聞くためか、親が家から出されることもあった。
娘にちゃんと1人部屋があるか、なんて確認もされた。

娘の様子を見て、カウンセラーではなく心療内科を紹介された。

中学では休みがちになった原因がはっきりしていて、その原因を取り除くため担任、校医、スクールカウンセラーが動いてくれた。

高校に上がって調子が悪くなった時も、すぐに学校が対応してくれた。

話し合いには
校長
担任
教育委員会
保健の先生
vie scolaire(学校の生活を支える人)
が集まり、医師とも連携する。

不調の原因は何なのか?
医学的にはどうなのか?
言っていることに嘘はないか?
などなど、話し合われ

不調に合わせて、時間割をその子に合わせて作り直す。

フランスの公立高校は通常8時から18時くらいまであるのだが、得意な科目は家でやればいいから、10時から16時のカリキュラムにしよう、みたいに変えてくれる。 

成績にオマケはないし、補習とかはないけど、すごく助かる。

最初、文書が来た時は怖くて助けてって言えなかったけど、フランスは「困ってる!」って声を出したら助けてくれる国だった。

「もっと早く頼れば良かったんやけど、制度を知らなくて」

とAさん。 

良かったね、ほんとに頑張ったね。

日本でしんどい思いをしている私の友人と、しんどかった自分を思い出して涙が出た。

日本は制度も自力で調べないといけない。聞かないと教えてくれない。
調べた制度も名ばかりのこともある。

そういえば子どもが障害を持って生まれた時も、日本は手術とかはしてくれるけど、親の心のケアや、これから子どもが使える制度なんかも、全部親が調べないと分からない。

めちゃくちゃしんどい精神の中で、自分で情報を得ないといけない。

フランス、ビザとかの書類の手続きは遅いけど、
不登校対策、凄すぎる!素晴らしい!

しかも無料。
そして「不登校生だから公立無理」とか無い。
みんな一緒!
希望があるわ〜

子どもは国の未来だから、異常を察知したら早いうちに介入して社会人として自立できるように親ごと助ける!移民であろうとも!

長い目でみたら、その方がずっとコストもかからないやん?

「フランスではみんな違うのが当たり前やから。日本は横並びやから、個人個人への対応ができへんかのかな?」

学費は高い、しんどい子や親は放ったらかし、少子化が加速する…

「日本は素晴らしいところいっぱいあるし、大好きやけど、このままだとどんどん人が減るから、今の良さは保てないよね。第2次ベビーブームが高齢化したらアウトやな」

「…今の政治家は目先のこと、自分のことだけしか考えてないしな。色々無策にお金をばら撒いてさ。」

はぁ、、、

でも、フランスにいる間は不登校になったら助けてくれることがわかったわ。

母国にいるより安心なんて、皮肉な話だ。