2週間のバカンスの後半にドイツの首都ベルリンを訪ねた。
ドイツは移民に対して非常に厳しくなっていると聞いていたから入国する時は少し緊張したけれど、拍子抜けするほど何もチェックされることは無かった。
夫は仕事で全くの別行動だったので、次女と2人での旅行
ベルリンはもちろん英語が通じるのだけど、その英語が話せないんだよね〜
しかしここはドーンと次女に任せて私は行きたい場所だけ次女に伝え、全面的に信頼してついていく。
ベルリン大聖堂
荘厳な造形でプロテスタントの教会には珍しい。教会内は有料だったので、ぐるりと見学。
大聖堂のすぐ横にあるAltes Museum(旧博物館)
正面玄関の18本の円柱には、たくさんの銃弾の跡があった。第二次世界大戦の時に1度破壊されたらしい。受付で次女が自分は学生だと伝えると証明書を持っていなかったが学生料金で入ることができた。
ヨーロッパでは学生や子どもは半額や無料で様々な文化的な体験ができるので嬉しい。

私が中学生の時に崩壊したベルリンの壁を見たかったので、次女に調べて連れて行ってもらう。
途中に「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人の記念碑」があった。
今のカザの状況を思うとなんとも複雑。

ポツダム広場も通る。
「ポツダム宣言ってそう言えば習ったな〜。日本の無条件降伏を迫った条約やったっけ?」
歴史の授業を思い出しながら歩く。
ベルリンは近代的な建物が多い街だ。
フランスでは、石造りの歴史的な建物が数多く残っているけれども、ドイツは戦争で破壊されたんだろうなぁと思いながら歩いていた。


ベルリンの壁を見るべくイーストサイドギャラリーに向かう。
かなり遠くて歩きながら不安になったけど次女を信頼し、ひたすら歩く。
いくつか落書きだらけの壁やら工事現場の防壁をベルリンの壁と勘違いし、ぬか喜びしながらようやく辿り着く。
想像以上の長さで残っており、壁には様々な国の作家が平和への思いを込めて絵を描いていた。

旧博物館の柱の銃弾やポツダム広場、ホロコーストの記念碑、ベルリンの壁、古い建物がすっかり破壊された近代的な街並みを見ながら、
「昔、人間は愚かだった。」
(今は違う)
と言えないのが悲しい。
旅のメインイベントは
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート
1日中歩いたので、ベルリンの壁からコンサートホールまではバスで行くことにした。次女が行き方を調べチケットの買い方を確認し、無事に会場に着く。
ずいぶん頼もしくなったなぁ
早めに着いたので時代に翻弄されてきたブランデンブルグ門も見に行く。

次女よ、ありがとう。これでベルリンで思い残す事はないよ。
演奏のテーマは「戦争と平和」

一日中戦争と平和のことを考えていたのでぴったりのテーマだった。
夫のドイツ人の同僚が
「もうアメリカには頼れないので、ウクライナはヨーロッパが守る。前線に行くことも辞さない」
と話をしていたらしい。
戦争を昔話のように語れる日は来るんだろうか?